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簡単なものも!多種多様な作曲法 後編

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簡単なものも!多種多様な作曲法 後編

前編からどうぞ

簡単なものも!多種多様な作曲法 前編

それでは早速、次の作曲法ですが。

歌詞から先に書く、もしくは歌詞と同時にメロディをつける

これは、シンガーソングライターがよく用いる作曲法かもしれませんね。

詞先といわれるものであり、メロディに想いを乗せやすいメリットがあります。
メロディから構想する曲先より、歌詞の自由度が高いです。歌詞が先にあってからのメロディですので当然ですね。

もちろん、歌詞も曲の大事な一要素であるため、この手法でないと出せない妙味があります。

デメリットとしては、繰り返しで字数が異なるとメロディも多少変えないといけないことです。小節数やリズムを工夫させないといけないこともあるでしょう。

ただ、それもアレンジ力があり応用力があるのでしたら曲に変化をもたらすことができますので、デメリットとはいえずメリットといえますね。

作曲者もそうですが、他のメンバーの力量も試されます。

歌詞とメロディだけ構成し、コードを付けてもらうのもいいでしょう。

私の場合は、あまりこの作曲法を用いることはありません。
ある程度、世界観みたいなのは想定して作曲をするのですが、最初から具体的な歌詞を考えることはありません。

世界観を徐々に具体的な言葉としてメロディに当てはめていくほうが個人的に好きだからです。

結構昔の話ではありますが、作詞はボーカルが付けるべき、という考えがあったという理由もあります、自分は作曲だけして、歌詞は任せるということです。

ただ、当時組んでいたバンドのボーカルのセンスもあるのでしょうが、他人が作詞するとどうしても気に入らないところが自分の中にありました。
そこで、すぐに自分の曲は歌詞も自分で付けるようになったのですが、元々の作曲法の名残りで歌詞は後から付けるというスタンスになっています。

結局は、好みの問題ではあるのですけどね。

次に紹介する作曲法は珍しいものだと思います。ちなみに、私はその手法を用いたことはありませんが、面白いと感じていましたので紹介します。

それは、

まずは、ベースラインを弾きます。そうしているとドラムフレーズが思いつき、その両方を録音する。リズム隊の音を先に決めてからメロディやギターフレーズを考える

といったものです。

ベースやドラムはバンドの土台です。
先に土台を固め、その音を聴きながらメロディを創造するということですね。アレンジを先に行うと捉えることもできますね。

アレンジから始まるということで、曲を完成させていくという過程を逆再生しているような印象です。

正直、私自身がそのような手法を用いたことはないので先入観が混じった意見にはなるのですが、アレンジから先に行うことで『曲』としての完成度は高そうですね。

アレンジという過程は、曲の印象を大きく変えるものです。
メロディやコード進行という材料を、上手くさばいていく作業といってもいいでしょう。

アレンジによって『曲』の魅力が大きく向上したり、ひどいときは半減してしまいかねません。

だからこそ、アレンジを先に行うことで『曲』の良さが保証されるメリットがあるのかもしれません。

例として、ベース、ドラムを出しましたが、エレクロトロニカのようなコンピュータの音などから先に構成するといったやり方もあるでしょう。

現代はITの発達のおかげで、伝統的ではない手法も可能です。

とにかく、この土台が先にあってからのメロディという手法も作曲の幅を広げる一つの手段ですね。

そして、最後に紹介するのは、

ジャムセッションを行う

というものです。

この手法はバンドで行うものです。

みんなで即興演奏しながら、曲を創り上げるということです。

これまで、紹介してきた作曲法は基本的に一人で行うものです。それは、自分自身の世界観で曲を構成させていくものではありますが、この手法は他者の音を聴いて、自分の演奏を臨機応変に変えていく。さらにその演奏が他者に影響を与える、というのを繰り返すのです。

音で会話しながら、曲が成り立っていくのです。

どの楽器から始めるのかとか、簡単なコード進行を前もって決めておくなどといったことはケースバイケースではありますが、この手法を用いることで化学反応が起きることが期待できるメリットがありますね。

他者と完全に同一の世界観を持っていることはないからこそ、刺激をもたらしあいながら想定以上のものが産みだされることがあるでしょう。

バンドで作ったという充実感、一体感もありますね。

他のメリットとしては、作曲とアレンジ作業を同時に行えるということです。同時に音を鳴らしているからこそ、リアルタイムで新鮮な刺激をもとに各々が演奏していますからね。

『曲』を短時間で完成させることも可能ですし、メリットが多いのでおすすめの作曲法の一つといえます。

そのために、ある程度自分の担当する楽器のフレーズなど音楽の引き出しを増やしておきたいですね。全員がそのような状態であることが『曲』の完成度に直結しますから。

いくつか紹介してきましたがどうだったでしょうか?
紹介した以外の作曲法もあるかもしれません。様々な手法を試してみてもいいでしょう。
そうしたほうが様々な曲を創り上げられますから。

試行錯誤しながら、自分に合う手法が見つかりますよ。

『曲が降ってくる』と言うミュージシャンが、プロアマ問わずいます。
何だか凄いことのように思われるかもしれませんが、必ずしも素晴らしい曲とは限りません。

それを否定したいわけではありません。素晴らしい曲ももちろんありますから。

ここで、私が言いたいのは、作曲法によって曲の良し悪しや、他者からの評価が決まるわけではないということです。

それぞれのやり方にメリットがあります。
一つの手法に固執する必要はないのです。

行き詰ったら他のやり方を試す。そうすることで曲のバリエーションが増やしたり、産みの苦しみから抜け出せることがあるでしょう。

参考にしていただけたら幸いです。

ぜひ、良い曲を書いてくださいね。

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