こんにちは、KAZUです。
以前に初心者ミュージシャンにコピーにおすすめ曲を5つ挙げたのですが、今回はそれの第二弾をします。
紹介する基準は前回と同じく、
有名、なおかつ曲全体を通して簡単
の2点です。
前回の記事です。
↓
それでは早速、1曲目
レッドツェッペリンの『Immigrant Song 』です。
ジミーペイジのリフは、ロックでかっこよくコピーしたくなりますよね。
ただ、ツェッペリンはギターソロがある曲が多く、なおかつアドリブ性があるので、もしかしたら初心者は完コピを敬遠してしまうかもしれません。
安心してください、この曲はギターソロがなく完コピの敷居が低いです。
コード数も少ないので、覚えやすいですしね。
印象的で有名なリフも、音数は少なくリズム的にも簡単で雰囲気が出やすいです。
あえて、手こずるかもしれない点を挙げるなら演奏テクニックの面ではなく、展開が変わるタイミングです。
ツェッペリンは、4小節や8小節のフレーズの繰り返しではなく、各パートの小節数を一般的なものよりずらしていることがよくあります。
聴いているだけではわかりづらいですが、演奏すると気付きます。
そこで戸惑うことがあるかもしれませんが、この曲に関していえばしっかり数えれば難なくこなせます。
レッドツェッペリンの曲の良さの秘密はそういったところにもあるので、そういったところも意識したいですね。
アレンジ力が向上しますよ。
展開の変わるタイミングだけ気をつければ、時間もそこまでかからず弾けるようになるでしょう。
ノリやすい曲ですので、弾いていて楽しいですよ。
最後のリフの繰り返しは少し発展させてC9のコードも使われてますので、そこもしっかり押さえておきたいですね。
それでは、2曲目
ロイオービソンの『Oh, Pretty Woman』です。
映画『プリティウーマン』のテーマソングで有名ですよね。
ギターリフは映画のシーンを思い出させます。
映画の印象なのかダンディさを感じます。
メジャーキーの曲であり、ギターリフももちろんメジャースケールです。
メジャースケールでノリが良いギターリフを作るヒントにもなりますね。
ロックンロールの要素もあります。
リズム的にも複雑さはなく、弾きやすいリフですね。
コード進行もシンプルで覚えやすいです。
ギターソロは練られているといった感じではなく、アドリブで弾いているように聴こえるため、ここはメジャースケールで即興で弾いても問題ないと思います。
もしくは、曲の長さ的にもカットしてコンパクトにするアレンジでもいいかもしれませんね。
特に女性受けする曲です。
それでは、3曲目
レッドホットチリペッパーズの『Under The Bridge』です。
この曲は、前回と今回紹介する曲の中では難易度は高いかもしれません。
多少ギターに慣れてきて、初心者を卒業できるかどうかほどのギタリストに挑戦してほしいです。
とはいっても、もちろん難しい曲というわけではないので安心してください。
曲全体を通して、コードをしっかり押さえることが大切です。
コードを鳴らして、その後にメロディを奏でるように単音を鳴らします。
歌のメロディの間を上手くつなぐイメージですね。
こういった演奏を身に着けると、ギターで曲に対するアプローチの幅を広げることができます。
ただ『ジャカジャカ』するだけのリズムギターではなく、発展させたリズムギターといった感じですね。
ギタリストのジョンフルシアンテはジミヘンドリックスを敬愛しているので、その一面もこの曲にはよく出ているのかなと感じます。
また、メジャーキーですが哀愁漂う曲です。
その雰囲気の醸し出し方も作曲面で学べますよ。
弾けるようになると、ギタリストとして一つ上のレベルに到達できたと実感できるでしょう。
4曲目は、
グリーンデイの『American Idiot』です。
非常に簡単な曲です。
基本的に2つの展開のフレーズを覚えればほぼ完コピです。
それぞれのフレーズも簡単です。
ギターで初めて弾く曲としても全然ありですね。
ギターソロもありますが、音数も少なく、早くもなく、シンプルです。
ギターソロの練習としてもいいかもしれません。
ノリの良い曲ですが、リズムが走りやすいわけではないのでそういった意味でもやりやすいでしょう。
注意点を挙げるとすれば、シンプルだからこそ、あまり雑に弾くとそれがわかりやすいというところでしょうか?
どの曲でもそうですが、雑に弾くのはやめましょう。
当然のことではありますが。
そこをしっかり心掛ければ、すぐにかっこよく弾けるようになりますよ。
ギターソロも簡単ですし、完コピして自信をつけるのにももってこいの曲です。
最後5曲目は、
AC/DCの『Back In Black』です。
ロックでかっこいいですね。
リフのフレーズはシンプルですが、このフレーズには指を開く必要があります。
その上でしっかり音を鳴らすようにしたいですね。
また、リフのフレーズでワンテンポ遅らせて弾くところがあり、そこをしっかりリズムがずれないように弾きたいです。
最初は手こずるかもしれませんが、こういったズレが曲に与える影響を理解することで、自分でフレーズを考えるときに選択肢が増えてきます。
同じ音を同じ順番で弾くとしても、リズムを少しずらすだけで印象はガラリと変わってきますから。
サビの展開はハードロックらしく、コードを硬派に一回ずつ鳴らしてコードチェンジしています。
ここは音の伸びやコードが変わるタイミングをぴしゃりと合わせていきましょう。
ギターソロはまさにロックでブルージーですね。
もちろん、ここで頑張ってギターソロをコピーしてもいいですが、バンドなら他のギタリストに任せて、バックでなっているリフを弾いていてもいいと思います。
このギターソロは難易度が高いわけではありますが、すぐに弾けるいうほど簡単ではありませんから。
ギターソロ以外なら、初心者がコピーしやすく雰囲気を出しやすい曲です。
ここまで、初心者におすすめ曲を5つ紹介してきました。
印象的なフレーズだけなど、曲の一部をコピーするのも悪くはないです。
ただ、曲を理解するためにも、ミュージシャンとしての実力をつけるためにも一曲通して弾けることが大切です。
曲の難易度は関係ありません。
有名で簡単をテーマに5曲紹介したのですが、参考にしていただけたら幸いです。