こんにちは、KAZUです。
現在の世界共通語といえば英語です。
イギリスが世界の覇者だった時代もありますし、そこからバトンタッチするようにアメリカが世界の中心になったことからも必然のことです。
だからこそ、世界基準の最新情報は英語で流通しています。
日本も含め、非英語圏の国では英語教育がなされていますしね。
それでも現代はITの発展により、翻訳アプリの精度が高くなっています。
また、海外のニュースは日本語に翻訳された形で入ってきます。
自身に英語力がなくても、理解できるようになっているのですね。
しかし、ここに落とし穴があります。
まず、翻訳アプリについては精度は高くなっているのですがまだ完璧ではありません。
例えば、日本語を英語に翻訳したいときに、コンピュータは入力された情報通りにしか翻訳しません。
どういうことかというと、翻訳元である日本語をすっきりし、なおかつコンピュータが誤解しないようにしないといけないのです。
人対人ではありませんので、わかってくれるだろうという阿吽の呼吸などはそこにはありません。
国語力が必要になってくるのですね。
翻訳された文章よりも前に、翻訳される文章をしっかりと精査する必要が出てくる必要があるのです。
私も英語学習などで翻訳アプリを使用しますが、翻訳された文章を見ると『そうじゃない』と思うことが多々あります。
一応はある程度英語力があると自負していますので、おかしいことには気づくのです。
翻訳自体が間違っているわけではありません。
翻訳元の文章が曖昧になっている部分があるため、自分が求めているニュアンスになってくれないのです。
翻訳アプリは便利ではありますが、こちらの意図を読み取ってくれる万能なものではありません。
過信してはいけないです。
単語を調べる程度でしたらいいですが、文章で翻訳アプリを使用するのは中級者以上の人向けだと考えています。
翻訳した文章がおかしいかどうかぐらいは判断できる英語力はほしいですね。
個人的に翻訳アプリは補助程度のものとして捉えています。
そして、翻訳されたニュースですがこちらも無条件で受け入れるのは危険なことです。
といいますのは、言葉の捉え方は人によって様々ですので、本来の発信者の意図から大きく外れることがあります。
ひどいときには真逆のニュアンスになることがあるのですね。
元々、英語どうこうではなく、記事というのは記者によって面白おかしく書くことができるものです。
記事になっているからといって、無条件でそれが事実と捉えないようにしたいです。
記事というのは事実というわけではなく、記者のフィルターを通ったものであるため、それが正しいかどうかを考える必要があるのです。
フェイクニュースなんてものも簡単に作れる世の中ですからね。
大手のマスコミの情報がネットの情報よりも信頼できるものとは限りませんから。
念の為、ネットの情報が正しいと言っているわけではありません。
海外のニュースとなってくると、それこそ何が事実かわかりません。
翻訳も入ってくるので何重ものフィルターがかかっているのです。
そのフィルターを少しでも取り除くためにも英語力を身に着け、原文を自分で理解できるようにするとベストですね。
英語が理解できればフェイクニュースに騙されないというわけではありませんが、その危険性を若干ではありますが減らすことができることでしょう。
騙される、というとニュアンスが少し違いますが、洋画の翻訳もおかしいときがあります。
間違っているわけではありませんが、正確ではないという印象を受けるのですね。
これも受け取る人によって様々ですので、私が絶対正しいということを言いたいわけではありません。
それでも、翻訳者のフィルターを通してではなく自分で理解できるようになるとより楽しめるようになるでしょう。
実際に、字幕ではなく自分の頭で理解したいという理由で英語学習している人がいます。
翻訳というフィルターは便利ではありますが、ノイズになることもあるということを心に留めておかなければいけません。
そういったことなどからも、自分で英語を理解できるようになることをおすすめします。