こんにちは、KAZUです。
ギターを20年弾いてきた中で、実は私は邦楽をあまりコピーしたことがありません。
完コピとなってくると、両手で数えれるぐらいかもしれません。
聴くのに関しては洋楽がメインではありますが、邦楽もそれなりに聴いています。
『聴く』のでしたら、洋楽7:3邦楽ぐらいでしょうか?
それでも、邦楽をあまりコピーしようとはしません。
せいぜい、イントロやリフといった曲の一部や、弾き語りでジャカジャカやる程度でしょう。
その最も大きな理由は、
邦楽は難しい
からです...。
身も蓋もありませんね。
私は誰でも聴いたらすぐにわかるようなテクニック的に難しいことは、洋楽でも避けています...。
リードギターをあまり演奏しないということもありますが、基本的に自分の理想としているプレイスタイルに必要ないからという理由もあります(一応、ギターソロをアドリブで弾くということは可能です)。
簡単そうに聴こえて、実は難しいというものというのは、結構コピーはしているのですが。
派手な演奏よりも曲を良くするための演奏が理想ではあるので。
言い訳になってしまいましたが、そういった理由でテクニカルなことはあまり出来ません。
そんな私からすると、ポピュラーな邦楽は敷居が高いものが多いです。
当然ですが、邦楽にしろ、洋楽にしろ全ての曲がわかるわけではありません。
ここでいう邦楽、洋楽はバンド形態で有名どころというように定義させていただきます。
誰でも知っている洋楽は、実はコピーが容易なものが大半です。
国柄なのか、そこまで精巧に作られているわけではない印象です。
邦楽は、日本人らしいというかまさに作り込まれているといった印象ですね。
邦楽の方が細かいフレーズがちりばめられるのです。
何気なく聴いているフレーズが難易度が高いのです。
作曲面でも上記と同様の印象です。
特に最近のポピュラーな邦楽のコード進行は凝っているものが多く感じますね。
おしゃれなものが多いです。
テンションコードも多用しており、曲に繊細な要素が感じられます。
テンションコードとは、簡単に説明すると一般的なコードに特定の音を足しているものです。
理解するのは少し難しいかもしれませんが、とりあえず響きが複雑になり独特な聴こえ方をするコードという認識でいいと思います。
邦楽は職人らしさを感じることが多々あります。
曲を覚えるのも洋楽より時間がかかります。
それらが、邦楽らしさを構築しているのでしょう。
日本人にはそういったものがウケています。
私もそういった邦楽らしさは好きですよ。
日本語だからではなく、それらの要素で洋楽とは違って聴こえ新鮮ですからね。
ただ、そういったところが邦楽のコピー難易度を高くしているのです...。
洋楽をメインに聴いているからこそ、洋楽のコピーに逃げてしまいますね(笑)。
邦楽を弾きこなせる人は演奏テクニックはかなり高いですよ!!
音楽の勉強になることも多いので、分析するのもいいですね。
完コピした邦楽の曲は少なくとも、一部はコピーしたりコード進行などから学んできました。
それらは、自分の音楽スキル向上の糧になっているでしょう。
洋楽と比較すると難しいですが、コピーする価値は十二分にあります。
ぜひ、挑戦してみてください。