こんにちは、KAZUです。
アーティストなら様々な経験を積むべきです。
アーティストで括ってはいますが、アーティストでなくとも世界を見る目が変わってくるので同様のことがいえます。
私は20年以上ギターを弾いている経験がありますので、ミュージシャン視点からそれをお伝えしますね。
アウトプットの技術が備わっていても、インプットしているものがなければ意味がない
これは大事なことです。
音楽でアウトプットというと作詞作曲などになりますね。
何もない無から生み出すことはできません。
自分の中にあるものしかアウトプットはできないのです。
インプット>アウトプット
総量でいうと上記のようになりますね。
作詞作曲では、両方の総量が多いほうが選択肢が増えるので良い曲を生み出す可能性が高いです。
どちらのほうが重要ではなく、どちらも重要ということですね。
音楽では曲のコピーなどをすればインプットになりますし、それがアウトプットの材料になります。
ただ、良い曲を数多く作ることは期待できません。
他人を完全に理解できないように、曲をコピーするだけでは、そのコピーした曲の同等のものを生み出せないのです。
それぞれの名曲には、それぞれのバックグラウンドがあるからですね。
ノウハウが分かればいいというものではありません。
ノウハウを活かすスキルが必要になってきます。
それは音楽でいうなら、音楽以外の経験になってきます。
その分野以外の知識・経験がその分野の造詣を深めるのですね。
音楽では恋愛をすることが大事だと思われている人も多いでしょう。
確かにその通りではあります。
恋愛をすると、世界が違ったものに見えてきますからね。
何となく、自分が凄くなったと思うでしょう。
ただ、そこで完結してはいけません。
それは、みんな同じなのです。
ここで恋愛の例を出しましたが、ラブソングというのは世界中で溢れているものです。
恋愛しました→その気持ちを曲で表現しました。
そのプロセスだと、ありふれたラブソングとして埋もれていまいます。
ラブソングは溢れているわけですので、いちいち誰かわからない人のラブソングなんてじっくり聴いてくれるわけがありません。
ではどうしたら耳を傾けて聴いてもらえるのか?
それは恋愛以外の付加価値をつけるしかありません。
その付加価値は恋愛以外の経験を積むことが必須になります。
付加価値のついたラブソングは、立体的になり魅力が増していきます。
絶対数が多いからこそ、違いがあることで曲の存在感が際立つようになります。
それは曲の質の向上に直結してきます。
イメージしてもらいやすいためラブソングを例に出しましたが、ラブソング以外にも同様のことがいえます。
人生の経験豊富のほうが曲の幅は広がります。
したがって、一味違った曲を生み出すことも期待できますよね。
興味がないことを無理にすることはありませんが、興味があれば飛び込むことをおすすめします。
その興味のあることの対象をすることが何かしらのリスクがあるかもしれませんから強制はしませんが。